屋根工事

【interview】

平山ルーフ工業

現場責任者/一級かわらぶき技能士

東郷清司 (51歳)

「親方制度のもと修行してきました。最初の親方は遊び人風であまり私としても仕事に身が入らなかったように思います。次に就いた親方は非常にまじめで仕事に厳しく腕の立つ職人さんでした。 仕事を進んで教えられる事はなかったですが「これをしとけ、あれをやっとけ」と言われるだけで見て覚えろというのが彼の教え方でした。聞くにも聞けないから彼の仕事を盗んで覚えて行きました、いまではで私の仕事の基礎を作って頂いたと感謝しています。」と東郷さんは語る。 平山ルーフ工業の現場を統率する責任者、親方となった今職人達を束ね仕事を問題なく仕上げるのは当然の事だが一人でも多くしっかりとした職人を育てる事も彼の責任だともいう。「今の時代、頭ごなしに厳しくいうのでは人はついてきません。要所要点を教えてその人の取り組みに期待するしかないのかなと思いますね。やる気には応えて行きたいたいですね」時代によって徒弟制度も変わっていく事は仕方ないとしても受け継いだ技をこれからの人に伝えていくのも仕事だと結んで頂きました。 

新山建築

木をふんだんに使い、昔ながらの技術で作り上げる木造住宅。まるで森の中にいるような家を目指しています。

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