シェルターのある家  2棟目受注

2棟目受注 1月に引き渡し予定です。



新山建築の事務所からそう遠くない所に今建築中の家がある。ほぼ完成しあとは内部造作や外廻りが一部のこっている。玄関廻りや水回り等左官屋さんやら建具職人さんは暮れにかけ忙しそうだ。

この家の見どころは玄関に入って驚く直径2尺余はあろうか丸太の杉がまさしく「どーん」と立っていらっしゃる。風格のある木肌にツヤツヤとした色艶が神々しくも見える、まさにこの家の大黒柱なのだ。

この今の現場をみると木につつまれた家つくりとはこんなにも木材を使うものかと改めて思う。


目を凝らすとその空間の一角に横組の木の壁が出来上がっている。Jログ工法の「シエルターのある家」だなと直感した。広さは6畳ぐらいだろうか?聞くと寝室にされるそう。なるほどと思う、近年の豪雨災害でよく聞くのが大雨の時は家の中でもより安全な所でとよく耳にするようになった。台風、大雨等自然災害の猛威はますます凶暴化しているだからこそさらに家の強さ、安全性が求められているのだろう。

棟梁は言う「私達は在来工法で家をたくさんつくってきました。より頑丈にと苦心していますがこのjログ材を使い一つの部屋だけでも強固にする「シェルターのある家」を設けるだけで家全体の強度が相当増します。」確かにそうであろう地震等の横揺れ試験で在来工法では壁面がまず破壊されると堰を切ったように柱が倒壊する。この工法「シェルターのある家」ではその事が起きにくい訳だ。

「私は受注の全ての家にこの仕組み『シェルターのある家』を作って行きたい、安心安全の暮らしに必要でしょう」とにこやかに話されるのをみて本物の世界はあるんだなと感じた。

後日再度現場を尋ねた、若い大工が真剣に材を選んでいる。寡黙だが目に力があるというか大工という仕事に疑いもなく挑んでいる。ただやるべきことをやる、お客さんの為にそして自分の為に。

完成後のレポートは後日掲載予定です。

新山建築

木をふんだんに使い、昔ながらの技術で作り上げる木造住宅。まるで森の中にいるような家を目指しています。

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